平成14年8月7日

UJI 花散歩

 

 

槿花一朝の夢―木槿(ムクゲ)

 ムクゲはハイビスカスと同じ仲間です。茶室の生け花に使われることが多いそうですが、「わび」「さび」の世界と情熱的なイメージのハイビスカスと同じ仲間というのも面白いですね。何か幸せを運んでくるような気品をもっていると思いませんか?   ムクゲには色々の品種があり、白・赤・ピンク・紫、そして一重・八重など様々な花が楽しめます。毎日、朝に開いて夕方には寿命を終える花で「槿花(きんか)一朝の夢」「槿花一日の栄」といわれる儚い花です。しかし木としての花期は長く、ほとんど一夏を楽しませてくれます。咲いた花は、何かに触れると傷んで使えなくなるほど可憐な花です。この可憐さをこよなく愛する韓国では国の花とされています。パッと咲いてパッと散る桜を国花とする日本人のメンタリティににていますね。  

 道のべの 木槿は馬に 喰われけり /芭蕉
 秋霜に 又咲きほこる 木槿なり  /一茶
 際白く 奥むらさきの 良き花の  木槿おもえば 秋の日かなし  /牧水

花言葉は「繊細な美」です。(智泉荘周辺)










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