平成14年9月2日

UJI 花散歩 壱拾参

 

 
太陽を追って回る花―ひまわり

 北アメリカ中・西部の広い野原が原産地。もとは背は高くなく、花も小型でした。古代インカ帝国では「太陽の花」と尊ばれ、石造りの神殿には「ひまわり」の花が彫られ、司祭や太陽神につかえる聖女たちは、金細工の「ひまわり」を身につけたといいます。16世紀にコロンブスがアメリカ大陸を発見した後、スペインの医師ニコラス・モナルデスがスペイン王立植物園に持ち込み、ヨーロッパに広まりました。ヨーロッパから中国にもたらされた「ひまわり」は、17世紀中頃に中国から日本に伝来しました。当時は「丈菊(じょうぎく)」と呼ばれていましたが、元禄時代の頃に「ひまわり」という名が広まったと考えられます。「ひまわり」の語源は「日廻り」、つまり日を追って回る花という意味です。実際に若い茎や咲き始めの花は、太陽を追って回ります。しかし、花がよく開いた後は、動かなくなり、多くの花は東向きに咲きます。「ひまわり」は英名でsunflower。太陽に似ているからという説、それに太陽に從うという意味のfollowing the sun からsun-followになり、sunflower に変化したという説があります。花言葉は「崇拝」「敬慕」「憧れ」です。(智泉荘周辺)









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