平成14年9月2日

UJI 花散歩 壱拾四

古代インカ文明を支えた食物――アマランサス
  メキシコからアンデス南部を原産地とする葉鶏頭(ハゲイトウ)の仲間でヒユ科ヒユ属の一年草です。紐鶏頭(ヒモケイトウ)や仙人が食べる穀物の譬えから仙人穀(センニンコク)とも呼ばれています。コロンブスの大陸発見以前には、新大陸の基礎的な食料のひとつであり、その重要性は、トウモロコシや豆類に匹敵するものでした。4000年も前から耕作され、古代インカ文明を支えた食物と伝えられています。その後、19世紀初頭にインド、ネパール地域に持ち込まれ、この地域を中心として主に食用を目的に栽培されています。アマランサスの利用形態は三つあり、野菜用として「葉」がおひたしやベーコンと共に炒めたり、天ぷらにも出来、「実」は穀物用としてミネラルや良質のタンパク質が豊富なため健康食品として、「花」は鑑賞用と三拍子揃っています。これは小さい花が密集して着く下垂穂型のものです。バックには葉鶏頭が見えます。花言葉は「心配ご無用」「不死不滅」です。(智泉荘周辺)










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