平成14年9月3日

UJI 花散歩 壱拾五

雄花と雌花のある五弁の黄色の花――ヘチマ
 ウリ科の一年生蔓性植物です。東南アジア原産で日本には江戸時代に中国が伝来しました。漢字では「糸瓜」と書きます。食べるより繊維質を活用する野菜です。熟れた実から果肉を取り除くと網目状の繊維が採れます。これは、風呂場の垢擦りや研磨道具、靴の下敷きなどに使います。スポンジやブラシなど多彩な浴室用品が出回りますが、やはり固過ぎず柔らか過ぎず、天然のヘチマのほどよい肌合いにはかないません。蔓から採れるヘチマ水は、昔から肌に優しい化粧水として女性に愛されました。花は夏、五弁の黄色の花が咲き、雄花(おばな)と雌花(めばな)があります。雄花には雄蘂、雌花には雌しべがあり、雌雄同株で、初めのうちは雄花が、後になるほど雌花が増加します。花言葉は「剽軽(ひょうけい)な」です。(智泉荘周辺)










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