平成14年9月5日

UJI 花散歩 壱拾八


 
いかにも茶人好みの渋さ――ホトトギス(杜鵑草)

 鳥の名前を持つ花は、他にサギソウ(鷺草)やキジムシロ(雉筵)などがありますが、全く同じというのは、ホトトギス以外に思い当たりません。もっとも、鳥の方は「不如帰」とか「時鳥」と書きます。花の点々が不如帰の羽の模様(胸)に似ているところからきています。ユリ科ホトトギス属で山地に生える多年草です。分布は、東アジアに限られ、約20種類あり、日本では10種類が自生しています。高原の日陰で夏から秋に見られますが、あまりに綺麗なので花壇に植える人も多いようです。多くの園芸品種があり、色も、紫・白・黄色などがあります。花屋にも並べられます。秋の茶花として、いかにも茶人好みの渋さがあります。これは直径3pほどの花でホトトギスの中で「藤娘」と呼ばれるものです。花言葉は「永遠にあなたのもの」です。(智泉荘周辺)











©生長の家宇治別格本山