平成14年9月17日

UJI 花散歩 弐拾六



秋の風情で涼感誘う―萩の花

 萩(はぎ)はマメ科ハギ属の落葉性小低木です。ハギの名は総称名で日本では十数種類が自生しています。さわやかな秋風の中で咲くハギは、朝夕の冷気に誘われて花が開きます。ハギの名は、毎年古い株から次々と新しい芽を出すことから「生芽」が転訛したものといわれています。『万葉集』にもっとも詠われた花で、秋の七草の筆頭に挙げられています。「萩」は「秋」「草」を代表する花の意を込めて、平安時代以降に使われるようになった国字です。歌に鹿や雁と取り合わせて詠まれ、異称も多く、鹿鳴草(しかなくさ)・鹿の花妻・風聞草(かぜききぐさ)・月見草・庭見草などがあります。花言葉は「前向きな恋」です。(智泉荘庭)

萩の花・その後「花散歩 九拾五」













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