平成14年10月10日

UJI 花散歩 四拾五



秋風にゆれながらそっと咲く―コスモス


 コスモスは、キク科コスモス属で和名は秋桜(あきざくら)という情緒のあるものです。「小春日和の秋の爽やかな日に……」と歌う「コスモス」という歌は、さだまさしの作詞作曲で1977年10月1日に山口百恵の歌で世に出ました。大ヒットした曲でした。コスモスは、もともとメキシコの高原地帯に自生していました。かつて世界が大航海時代で賑わっていた頃、コロンブスはアメリカ大陸を発見しました。そこで高原に咲く綺麗なコスモスのを目にし、母国スペインに持ち帰りました。その後、首都マドリッドの植物園長・ガバニレスが「コスモス」と命名したのだそうです。語源はギリシャ語でKosmos。秩序・美・調和・装飾などという意味で、花姿が整っていて、その花の美しさからコスモスと命名されたのではないでしょうか? 日本には明治12年頃に美術教師のラグーザにより伝えられ、その後各地に広がり、今では日本の秋の風物詩のようになりました。また、各種のコスモスが品種改良を経て、現在では様々な種類のコスモスが各地で育成されています。秋風にゆれながらそっと咲くコ スモスを見ると、心にもやわらかな優しい風が吹き抜ける思いがしませんか? このコスモスは、オレンジガーデンという種類です。花言葉は「乙女の心情」です。(智泉荘周辺)












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