平成14年11月10日

UJI 花散歩 七拾四




晩秋の磯を飾る―イソギク

  日本が原産地のイソギク(磯菊)は、千葉から浜名湖にかけての海辺と伊豆諸島の海岸に自生しています。海岸の崖などに咲きますが、晩秋の磯をひときわ輝かせて飾ります。きれいなので花壇に植えたり、鉢植にしたりで、町中でも結構見かけます。「舌状花」と呼ばれる花びらに見える花(花弁)のない菊です。別の言い方をすると、花びらの中心にあるもの(花芯)を「筒状花」というのですが、それだけがたくさんついているのです。これは大昔の形質がひょっこり現われる「先祖返り現象」説と栽培菊などの間に自然に出来た「雑種」説の二説がありますが、前者ははなはだ疑問、とされています。葉に白い縁取りがあるのが特徴です。菊人形の着物によく使われます。花言葉は「高潔」です。(智泉荘周辺)












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