平成14年11月12日

UJI 花散歩 七拾六

 
友禅染のように美しい名にふさわしい―ユウゼンギク

 漢字で「友禅菊」と書くため、わが国特産の植物のように思われがちですが、実は北アメリカ原産で、学名のアスター・ノビ・ベルギー(Aster nobi-belgii)のノビ・ベルギーとは、北アメリカ・ニューヨーク産という意味です。英名では、ニューヨーク・アスターといいます。正式なユウゼンギクは、このノビ・ベルギー種ですが、この仲間には非常に多くの種類があり、ヨーロッパ産種もたくさんあります。日本では東雲(しののめ)菊と呼ばれ、春から秋まで咲き続ける四季咲きのものもあります。日本には、1890年頃渡来しました。友禅染のように美しいという名にふさわしく、赤・ピンク・藤青・白と鮮やかで多彩です。写真のユウゼンギクは、「クジャクユウゼンギク」と聞きました。が、ユウゼンギクには、高性種と矮性種があり、クジャクアスターは高性友禅菊に近い姿をしたグループの総称で植物名ではありません。しかし、「孔雀友禅菊」と呼んでみたいですね。キク科アスター(シオン)属。花言葉は「恋の思い出」「さようなら」です。(智泉荘周辺)











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