平成14年12月2

UJI 花散歩 九拾六



侘びしいなかに赤く冴える実―ウメモドキ

  ウメモドキ(梅擬)は、モチノキ科モチノキ属で、6月頃に咲く淡紅色の小さな花は目立ちませんが、秋から冬にかけて木に残る赤い実が枝いっぱいにつきます。朝日や夕日に映えると大変美しいものです。小鳥が好んで食べますが、小鳥によって食べられた実は、排泄物として出され、以外な所に実生(みしょう:草木が種子から芽を出して生長すること)で生えています。モドキ(擬)というのは、「似ている」というところからきていますが、葉が梅に似ていることや実が早春まで残り、梅の実を連想させるため、和名のウメモドキがついたと言われています。中国名は、「落霜紅」。霜が降りるようになって、他の木々の葉がすっかり落ちてしまって、侘びしさが深まっても、この木の実だけは真っ赤に残っているところからつけられました。花はまた、その季節に撮りますが、因みに花言葉は「深い愛情」「明朗」です。(智泉荘周辺)













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