平成14年12月11

UJI 花散歩 壱百五



一両―アリドウシ

  今回より「一両」「十両」「百両」「千両」「万両」と呼ばれる植物のうち、「百両」を抜いた4種類を御紹介します。何故「百両」を抜いたのか? と聞かれそうですが、残念ながら宇治別格本山には「百両」は見あたらなかったからです。さてさて、「一両」と呼ばれる本日御紹介する植物。この植物は、アリドウシという木です。鋭い棘(トゲ)を持った低木で、小さな葉の間に赤い小さな実がつきます。「棘は蟻も突き通すほどなので蟻通し」「鋭い棘が多いのでその下を蟻は通すが他の者は通さない」また「9月に実生りて翌年まで持つゆえ、ありどほしという」という説があるそうです。お正月には、「千両」と「万両」に「一両」=「アリドウシ」を加えて、「千両も万両も有り通し」とめでたい縁起花としたのだそうです。それで「百両」がないのかも知れません。アカネ科アリドウシ属。学名は、Damnacanthus Indicus です。(智泉荘周辺)













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