平成15年1月25

UJI 花散歩  壱百参拾参

酒に酔った人たちが騒ぐ様子が似てる―ヒヨドリジョウゴ


    
  ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)は、野原や丘陵などに生える蔓草で、木や他の草にからみつきながら伸びます。葉柄で他のものにからみつくヤマホロシ(山保呂之)などに似ています。葉はアサガオのような形に切り込んでいます。秋が深まる頃になると丸い実が透きとおるような赤色に熟します。一つの実の直径は8oほどです。この実は有毒でステロイド系アルカロイドが含まれ、古くから皮膚病の薬として用いられましたが、口に含むことは避けなければなりません。そのためか鳥たちもこの実が好きということはなさそうで、赤い実はいつまでも残っていて、寒さも厳しくなって野山に餌がなくなる頃、ヒヨドリがついばむわけです。ヒヨドリジョウゴの名前の由来は、赤く熟した果実にヒヨドリが群がって大騒ぎをしながら食べるその様子が、酒に酔った人たちが騒ぐ様子に似ている、ということらしいのです。上戸(ジョウゴ)とは下戸(ゲコ)の反対のことで酒をたくさん飲める人のことをいいます。(豪 丈太郎さんより情報提供)

※「UJI花散歩 参百弐拾参」花弁が反り返る花―ヒヨドリジョウゴ U













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