平成15年1月31

UJI 花散歩  壱百参拾九

春先の茶花として―マンサク


 マンサク(満作)は、早春の、まだ木々が芽吹きのときを待っている時期、他に先駆けて黄色い花を咲かします。この写真のものは、マンサクとシナマンサクの交配種で珍しい赤い花のマンサクです。「ダイアナ」という名がついています。日本×東洋=西洋でしょうか??? 第3紀(200万年前?)以来、地殻変動などで海底に没したことのない平穏な限られた地域で、太古より生き続けた「生きた化石」と言われているベニマンサクか、と思いましたが、間違いでした。春の花木は、葉に先立って花をつけるものが多数ありますが、マンサクもその一種です。昨年の枯葉を落さないうちに開花が始まります。マンサクは漢名で「金縷梅」です。マンサクの名前の由来には色々ありますが、まだ雪の残っている春先に、一番に咲く花であるから「まず咲く」が訛って名づけられたという説。花が枝をびっしり覆って咲くことから「豊年満作」の「満作」という説。これに対し、花びらが細く捻れているため、充分稔らない米に似ているため、これを嫌って敢えて反対語の「満作」と呼ぶようになったとの説もあります。 春先の茶花としても用いられます。宇治別格本山の初釜でも生けられたようです。花言葉は「霊感」「呪文」です。(智泉荘周辺)













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