平成15年4月19

UJI 花散歩  壱百九拾七

新葉が紅く美しい―アカメガシワ

 普段はあまり関心を持たれず、むしろ雑木として見過ごされていますが、春先にほとんどの木が新緑を豊かに茂る中にあって、ひときわ紅い新芽を出します。春先の新葉は紅く美しいのですが、成葉になると赤みはとれてきます。アカメガシワ(赤芽柏・赤芽槲)の名は、昔から葉をカシワ(柏)の葉と同じように食物を載せるのに用いられ、また芽が赤いところからアカメガシワの名がついた。別名のゴサイバ(五菜葉)・サイモリバ(菜盛葉)・メシモリバ(飯盛葉)も、葉を食器がわりに使用したことによります。

   ぬばたまの夜の更けゆけば久木(ひさき)生(お)ふる
                  清き川原に千鳥しば鳴く  山部赤人
                                  *久木(ひさき)=アカメガシワ
 アカメガシワは日本原産です。(智泉荘周辺) 














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