平成15年4月23

UJI 花散歩  弐百壱

恋の思い出の日々―ツルニチニチソウ

 ツルニチニチソウ(蔓日日草)の別名には、ツルギキョウ(蔓桔梗)・ビンカマジョール・ヴィンカ・ビンカ・ペリウィンクルなどがあります。環境省レッドデータブックに絶滅危惧U類(VU)の絶滅の危険が増大している種になっています。思想家のじゃん・ジュック・ルソーの自叙伝『告白』には、こんな話が書かれています。ある日、ルソーは自分の恋するド・ワレン夫人と散歩していました。途中で夫人は「ツルニチニチソウがまだ咲いているわ」と言ったので、強度の近視だったルソーはしゃがんで花を見ました。それから30年間、ルソーはこの花を見ることはありませんでした。花好きのルソーは、植物採集のための登山の途中で偶然にツルニチニチソウの花を見つけました。すると30年前の楽しい恋の思い出の日々が思い出されました。ツルニチニチソウの花言葉は、この話から生まれました。花言葉は「優しい追憶」です。(愛泉荘周辺)














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