平成15年4月28

UJI 花散歩  弐百壱拾弐

渋めの色が品が良い―クロロウバイ

  茶花としても使われる「黒花のロウバイ(蝋梅)」=「クロロウバイ(黒蝋梅)」は、アメリカロウバイともいう米国産です。明治の中頃渡来しました。ウバイといえば、一足先に春を告げる薄い黄色の花ですが、花の少ない季節には重宝するようです。茶花としても貴重な花であり、その優雅な風情が茶席では喜ばれます。クロロウバイは、花の色が目立たないため見過ごしてしまいそうですが、渋めの色は品が良く、しっとりとした雰囲気を醸し出しています。茶の湯の道の専門家は、クロロウバイを飾る器はどんなものがよいか、と考えるだけでも楽しめる、といいます。(智泉荘周辺)













©生長の家宇治別格本山