平成15年4月30

UJI 花散歩  弐百壱拾五

名前もなかなか凝っている―ウマノアシガタ

 ウマノアシガタ(馬の脚形)は、一般にはキンポウゲ(金鳳花)と呼ばれていますが、ウマノアシガタの八重咲きのものがキンポウゲだそうです。ウマノアシガタという名前は、葉の形を馬の蹄(ひづめ)に見立てたものですが、切り込みの多い葉は、とても馬の脚形に似ているとは思えません。むしろ花びらの方が馬蹄形をしているように思いますが……。別の説明では、鳥の脚形となっていたものを鳥が消えかかっていたために馬と読み違えたものとありました。光沢のある鮮やかな黄色い花を咲かせます。それが太陽の光にあたると照り輝くようだからキンポウゲというのだそうです。キンポウゲ科の植物は、美しい上に毒があります。この科のすべての植物がプロトアネモニンを含み、トリカブト(鳥兜)のように猛毒のアルカロイドを持つものまであります。翻っていえば、それだけ薬用として重視されてきたということにもなります。そのせいか名前もなかなか凝っていて「馬の脚形」「狐の牡丹」「毛狐の牡丹」「蛙(ヒキ)の傘」「烏頭(ウズ)」などの動物名、単純に名づけられながら味わい深 い「一輪草」「二輪草」、さらには「オダマキ(苧環)」「風車」そして「翁草」もこの仲間です。別名、キンポウゲ・コマノアシガタ(駒の脚形)・オコリオトシ(瘧落とし)です。(生長の家バス停周辺)












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