平成15年5月9

UJI 花散歩  弐百弐拾五

豪華であでやかな虹の花―ジャーマンアイリス

 ジャーマンアイリス(和名:独逸菖蒲)と呼ばれているこの植物は、もともとヨーロッパから中近東に分布するいくつものアヤメ属の植物が複雑に交雑されて作り出されたといわれています。初期は英国で、現在は米国で最も改良が進んでいるといわれています。日本のアヤメ属の代表が「花菖蒲」とすれば、欧米の代表は「ジャーマンアイリス」です。アイリス類は、約200種があり、学名は「Iris=イリス」です。語源はギリシャ語で「虹」を意味します。英語ではアイリスですが、フランス語ではイリスです。フランスでは、王室の紋章で国花にもなっています。古代ギリシャでは、アイリスが女性の霊魂を天国に案内するとされていたので、女性の墓にアイリスを供えたそうです。また古代エジプトでは、3枚の花びらを「信仰」「知恵」「勇気」の象徴としていました。紀元前1500年頃の古代エジプトのファラオの墓石にも、この花が彫られています。ギリシャの自然哲学者テオフラストスが、この植物に対して用いた呼び名がアイリスで、ギリシャ神話に登場する虹の神「イリス 」に因むのだそうです。ジャーマンアイリスは、様々な色があり、その美しさは「虹の花」と言われるほど豪華であでやかです。花言葉は「炎」「情熱」「豊満」「消息」「恋のメッセージ」です。(智泉荘周辺)


雨の日に













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