平成15年5月13日

UJI 花散歩 弐百弐拾九

気品ある姿と優雅な名前―ジュウニヒトエ

 ジュウニヒトエ(十二単衣)は、気品ある姿と優雅な名前が好まれる独特の雰囲気を漂わせる花です。段々に重なって咲く様子を宮中の女官が着た十二単衣に見立てたというステキな名です。十二単衣は、宮中の女官や平安貴族の女性が身につけたものです。本来庶民のものだった単衣を取り入れ、その上に十二枚の衣装を重ねたことから十二単衣の名前がつきました。ジュウニヒトエは、野原や田舎道、よく下刈りされた林にふつうに見られる植物です。学名は、ajuga nipponensis ですから日本だけのものなのかも知れません。しかし最近は、濃い紫色の花がつくセイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単衣)が庭に植えられ、野山にも広がっている、といいます。(智泉荘周辺)













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