平成15年5月16日

UJI 花散歩 弐百参拾参

幸福のシンボル―スズラン

 スズラン(鈴蘭)は、鈴(すず)の形をした花の意味です。香水にするほど香りが高いことでも知られています。別名でキミカゲソウ(君影草)と呼ばれますが、これは「人の面影をしのぶ草」といういわれだと伝えられています。しかし、その可愛らしい姿とは裏腹に、全草が強心薬として用いられるほどアルカロイド系の毒性の強い植物です。近頃、栽培用として輸入されたヨーロッパ原産のドイツスズランは見かけますが、日本固有のスズランは滅多に見られません。ヨーロッパ、特にイギリスやフランスでは、ミューゲ(香りの高いこと、そういえば、この名のオーデコロンがありました)の日(5月1日)にスズランを贈る習慣があります。この花を受け取った人に幸福が訪れると言われています。また、女性が男性にスズランを贈ることは、恋の告白を意味するのだそうです。結婚式に花嫁に贈られるのは、この花が幸福のシンボルになっているからです。花言葉は「幸福が訪れる」です。(智泉荘周辺)














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