平成15年5月19日

UJI 花散歩 弐百参拾九

大地の林檎―カモミール


 カモミールは、特に広く親しまれたハーブの代表格といえる薬草で、日本でも大変人気があります。カモミールは、ジャーマンカモミールとローマンカモミールの2種類が使われますが、一般的に知られるカモミールはジャーマン種の方です。日本でいうカミツレもジャーマンカモミールのことを指しています。主にハーブティーとして飲むのに使うのはジャーマンカモミール、精油(エッセンシャルオイル)としてアロマテラピーや化粧品に使うのはローマンカモミールが多いようです。カモミールという名前は、「大地の林檎」という意味のギリシャ語に由来しているそうです。その名にふさわしく林檎に似たとてもよい香りがします。利用されるのは主に花で、小ぶりのマーガレットのような白い花は観賞用として充分に美しいものです。ハーブとしての実力も大変なもので、お茶にして味わってもよし、ポトスやアロマテラピーとして香りを楽しんでもよし、化粧水や浴剤として肌によし、そして民間薬として風邪などの病気治療に使ってよし、と本当に利用価値の高い万能ハープです。歴史は4000年にも遡り、今もなお人々の生活に生きています。(智泉荘周辺)












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