平成15年5月20日

UJI 花散歩 弐百四拾壱

畑の牛乳―ヒレハリソウ

 コンフリーは、ヨーロッパ原産の多年草で、日本ではヒレハリソウ(鰭玻璃草)と呼ばれ、明治時代に牧草として輸入されました。馬や家畜はコンフリーを見つけると、フェンスを破って食べるほど好むといいます。また競走馬に食べさせると成績を上げることが出来る、と調教師たちには有難いハーブなのだそうです。コンフリー(ヒレハリソウ)は、もとはロシアムラサキグサというという牧草で、春から秋にかけて次々に出てくる若葉を食用にします。長寿者の多いロシヤのコーカサス地方で常食とされている所から、健康野菜として世界に注目されました。葉には、ビタミン類やミネラル、カルシュウム、タンパク質が多く含まれて「畑の牛乳」といわれるほど栄養価が高く、食べてよく効く薬草のひとつです。かつては野菜が採れない地域の人々に珍重され、観賞用、食用、薬用として広く栽培されていましたが、今はほとんど見捨てられてしまったようです。しかし、繁殖力は旺盛で日本全土で野生化し、畑のふちや道端、牧草地の周辺に群生しています。名前の由来は、花が白っぽい淡紅色から、玻璃草として、上の葉が翼のように茎につく様子から、ヒレとして、ヒレハリソウと呼ばれています。コンフリーは英名です。(精霊招魂神社周辺)













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