平成15年5月27日

UJI 花散歩 弐百五拾

卯の花月夜ほととぎす―ヒメウツギ

   ウツギ(空木)と名のつく花の先頭を切って咲くのが、このヒメウツギ(姫空木)と言われています。ウツギより小形なのでヒメウツギの名があります。小さな花をたくさんつけ華やかです。ヒメウツギもウツギの名の由来どおり、幹の中は中空であり空洞です。ウツギは、旧暦の卯月(四月)ころに咲くところから「卯(う)の花」という別名もあります。ウツギは万葉の時代からあります。『万葉集』から二首。

    五月(さつき)山卯の花月夜ほととぎす
          聞けども飽かずまた鳴かぬかも

    卯の花のさきちる岳(おか)ゆほととぎす
          鳴くきてさわたる君は聞きつつ

(愛泉荘周辺) 













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