平成15年6月3日

UJI 花散歩 弐百六拾

初夏の茶花として風情―ムラサキツユクサ

  ツユクサ(露草)は、『万葉集』にも詠まれている日本古来の原産植物ですが、このムラサキツユクサ(紫露草)は、北米のフロリダ・テキサスなどで園芸品に改良したものです。日本には明治初期に渡来し、広く栽培されています。花はたくさんの蕾をつけますが、一度に全部咲くことはなく、ポツリポツリと一つか二つずつ紫色の花を咲かせます。地味ですが良く見るとなかなか綺麗です。花もツユクサに比べ大きくて紫色です。一口に紫といっても濃淡や色調に微妙な違いがあります。初夏の茶花として入手しやすく風情もあります。茎頭に三弁の花をつけ次々と咲きますが、ツユクサ同様、朝に咲き昼には閉じる半日花です。花言葉は「貴び」です。(楠ノ木荘周辺)













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