平成15年6月18日

UJI 花散歩 弐百七拾八

治療し傷を癒す―ノコギリソウ

 ノコギリソウ(鋸草)は、葉がギザギザに裂けているところから名前がつけられています。別名をハゴロモソウ、ノコギリグサと呼ばれています。ノコギリソウというと園芸用などで入ってきたセイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)が野生化してしまい、日本古来のノコギリソウは滅多に見られなくなりました。セイヨウノコギリソウの原産地は、コーカサス地方、ヨーロッパ、アジア、アメリカなどで、学名をAchillea(アキレア)といいます。この学名の由来は、ギリシャの英雄アキレウス(アキレス)がトロイ戦争で負傷した兵士達を、この草で止血や治療をしたという伝説に因んでつけられた、とされています。また、アキレスがこの葉を使って踵の傷を癒したことによる、との説もあります。セイヨウノコギリソウは、明治期に日本に入り、野生化しています。解毒・打ち身の薬用、またサラダとして食用にされました。古くから医療用ハーブとして利用されています。ハーブとしては、英名のYarrow(ヤロウ)が多く使われています。花言葉は「真心を持って」「悲嘆を慰める」「戦い」 「治療」です。(新練成道場玄関前)













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