平成15年6月30日

UJI 花散歩 弐百九拾

歌舞伎役者の紋所―マツモトセンノウ

 マツモトセンノウ(松本仙翁)は、観賞用として庭園に植えられる多年草です。原種は阿蘇山の草原に生えるツクシマツモト(筑紫松本)であるといわれています。栽培は江戸時代からされています。センノウ(仙翁)というナデシコ科の植物(京都・嵯峨の仙翁寺で最初に見出されたから)があり、花の形が歌舞伎役者の松本幸四郎の紋所に似ていることから、マツモトセンノウと名づけられたということです。信州松本に、この花が多く産するからとするのは間違いです。花径は約4pほどで花弁のふちには不規則なギザギザがあります。花色は黄を含んだ赤、あるいは白、赤白の絞りなどがあります。茶花としても用いられます。(智泉荘周辺)













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