平成15年7月9日

UJI 花散歩 弐百九拾九

生命力の強い花―チョウセンヨメナ

  チョウセンヨメナ(朝鮮嫁菜・学名:Miyamayomena koraiensis)は、野菊の仲間です。ヨメナ(嫁菜)よりも花は大きめでしっかりしています。もとは朝鮮半島に自生する宿根草ですが、日本では園芸草花として庭植えにしています。強いことと繁殖力の良さはこの上もなく、公園などの花壇の植栽に適しています。花の姿に似合わず生命力の強い花ですから、放っておくとどんどん増えるため、株分けが必要になります。道端の溝などのあたりで群落になって咲いているのを見かけることも多い花です。茎の頂きに青紫の花をまずひとつつけます。つづいて脇枝の蕾が順々に開いていきます。花色の明るい感じが持ち味です。似た仲間に、ノコンギク・ヨメナ・ヤマジノキク・シオンなどがあり、いずれもキク科の仲間で、俗称として「野菊」とまとめて呼ばれます。路傍の花にもそれぞれ名前と由来があります。何気なく通り過ぎることが多いのですが、時にはゆとりをもって味わい愛でる心を持ちたいものです。(智泉荘周辺)













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