平成15年7月15日

UJI 花散歩 参百五

野趣ある花として楽しめる―ヨウシュヤマゴボウ

 中国原産の帰化植物の中に、江戸時代に日本に入ったヤマゴボウ(山牛蒡)と呼ばれるものがあります。根がゴボウ(牛蒡)に似ているのでヤマゴボウ(Phytolacca esculenta)呼ばれるそうですが、このヤマゴボウに似ていて西洋から来た草花という意味でヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)と名づけられました。ヨウシュヤマゴボウは、北アメリカ原産で日本には明治のはじめに渡来します。別名で「アメリカヤマゴボウ」とも呼ばれています。ゴボウとは言っても根は有毒です。みやげもの屋でよく売られている「ヤマゴボウの漬け物」は、モリアザミ(キク科)の根ですから別物です。いけばなでヤマゴボウと呼んでいるのは、このヨウシュヤマゴボウのことです。茶花としては、花や葉の整理をし、重苦しくないように活ければ、野趣ある花として楽しめる、と茶人は言います。(智泉荘周辺)


※「UJI花散歩 参百弐拾六」インク・ベリーと呼ばれる―ヨウシュヤマゴボウ U












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