平成15年9月20日

UJI 花散歩 参百弐拾四

南国的情熱的で涼しげ―モミジアオイ

 モミジアオイ(紅葉葵)は、別名をコウショッキ(紅蜀葵)といい、夏から秋にかけて目にしみるような真紅の大きな花を咲かせます。初秋のまだ少しきつさの残る陽射しに、北米原産のハイビスカスの仲間でありながら、オリエンタルな風貌をのぞかせ、それでいてすっかり日本庭園に馴染んでいる感じです。花は南国的情熱的ですが、葉は掌状に深く五裂しているのが涼しげです。名前は、葉が深く裂けて「モミジ」に似ていることと、「アオイ」の仲間ということから「モミジアオイ」とつきました。一日花で陽が傾きかける頃にはしぼんでしまいます。種をまいて一年目は咲かず、二年目から咲き出すそうです。冬の間は地上部が枯れて、地下の根で過ごします。花言葉は情熱的なものを思い浮かべそうですが、何と「温和」です。(智泉荘周辺)










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