平成15年10月11日

UJI 花散歩 参百参拾参

風雅な和風の名前―タマスダレ

  タマスダレ(玉簾・珠簾)は、ヒガンバナ(彼岸花)が咲く前から咲き終わったあとまで、かなり長い期間咲きつづけます。とても風雅な和風の名前なので、てっきり日本の原産だと思っていましたが、南米ペルー(アルゼンチン生れ)から明治の初期に日本に到来したのだそうです。ゼフィランサスという洒落た名前や四季水仙などの別名もあります。中国名では、葱蓮といいます。葉がニラやネギに似ているからでしょうか。タマスダレの名前の由来は、球根が玉状をしているから、とか、白く美しい花を「玉」に、葉が集まっている様子を「簾」にたとえたもの、とも言います。花は見るからに清楚な白磁色で清々しさを感じさせます。花言葉は「潔白な愛」「期待」です。雑草にしておくにはもったいないので庭に植えられることも多いようです。もともと園芸種が野生化したものだからでしょうか。球根は、まるでラッキョウのようですが、食べてはいけません。スイセンやヒガンバナと同じ仲間で毒を持っているからです。(智泉荘周辺)









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