平成16年1月3日

UJI 花散歩 参百参拾九

沖縄を除く日本全土に自生―なめこ

 「ナメコ」の名前の由来は、笠の表面の粘性で粘るようになっていることから付けられました。昭和の初期まで自然に育った天然のなめこが多く栽培されていましたが、戦後からは原木になめこの菌を植え付ける人工栽培が盛んになりました。天然物はイヌブナ・サクラなどの枯れ木や倒木に群生しますが、多くは採取できないため、人工栽培が主流になっています。これが原木なめこといわれるものです。ブナやナラといった広葉樹に菌を植え付けて栽培し、味や香りは天然物に引けを取りません。栽培物の中でも、施設で菌床に発生させるのが、菌床栽培です。袋や瓶におがくずや栄養剤などを入れて作った菌床に、なめこの菌を植え付けて栽培します。原木栽培のものと比べて肉質が柔らかく、色とぬめりが薄いことが特徴です。沖縄を除いた日本全土に自生していますが、特に東北の日本海側の山地に多くみられます。料理は、ぬめりの代表格で口当たり歯切れともに良く、特にとうふ汁などの汁物によく合います。ほかに、茹でて大根おろしに和え・納豆和え・あんかけ・酢の物などにします。(智泉荘周辺)









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