平成16年5月7日

UJI 花散歩 参百四拾六

日本中から姿を消した―エビネラン U


 エビネラン(海老根蘭)は、「森の妖精」として以前も紹介しました【UJI 花散歩 弐百八】が、日本各地の広葉樹の森の中に生育している野生のランで、美しい花を咲かすためたくさんの品種が作られていますが、乱獲で自生のものは激減したといわれています。4〜5月に様々な色(エビネランは、花色変化が大変豊富なので一言で何色とはいえませんが、このエビネランは、黄弁で他に緑弁白舌・緑弁・緑黄弁・橙弁・朱金弁・茶弁・土色弁・赤弁・ピンク弁・茶黒弁・紫弁・白弁白舌・柿色弁、等があります)の花を10〜20輪ほど咲かせ非常に人気のある野生蘭です。エビネブームが起こる前は、山林に咲くごく普通のランだったのですが、それが乱獲により日本中から姿を消したことは驚くべきことです。現在では、人の気軽に入る山ではまず見られません。絶滅危惧2類。(智泉荘周辺)









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