平成17年4月29日

UJI 花散歩 参百五拾七

優勝者の冠―月桂樹


 地中海沿岸原産の常緑低木です。雌雄異株で、日本には雌株が少ないそうですが、4・5 月に黄白色の花をつけ、果実は 1 センチくらいで 10 月頃に暗紫色に熟します。葉は月桂葉、ローレル葉と呼ばれ、香辛料として用いられます。また、葉のついた枝で作った冠が月桂冠で、オリンピックなどの勝者に贈るものとしてよく知られています。春に花を房状につけます。雄しべの葯が黄色いので、遠くから見ると金色に輝いて見えます。花の匂いはあまりないようです。学名の「Laurus nobilis」は、「Laurus : ゲッケイジュ属」「nobilis : 気品のある、立派な」。Laurus(ローラス)は、ケルト語の「laur(緑色)」に由来するラテン語。月桂樹が”常緑”であることに由来。開花時期は、四月中旬から下旬。別名「ローリエ」「ローレル」。古代ギリシャでは、太陽神アポロンの木とされていました。オリンピック大会での優勝者には、この月桂樹の葉や枝で作られた冠が飾られます。(マラソンの勝者などがかぶります)イギリスでは16世紀頃から、優れた詩人に対して月桂樹にちなんだ特別な称号が与えられました。(智泉荘庭)










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