平成17年10月4日

UJI 花散歩 参百六拾七

平安時代の初期に渡来―ノササゲ

 ノササゲ(野大角豆)は、中央アフリカ原産のつる植物です。日本には平安時代の初期に渡来しました。茎は紫黒色に色づき、長くのびます。葉は互生し、長い柄があって3枚の小葉からできた複葉で、小葉は長い卵形でやわらかく、表面はなめらかです。夏〜秋、葉のわきから花柄を出し、多数の黄色いチョウのような形の花をつけます。花のあと豆は熟すと薄紫色になります。さやえんどうが太ったような形の実をつけます。「ささげ」とは、インゲン豆の仲間のことで、昔の人は、インゲン豆のことを「ささげ」といいました。そして、野に咲くことから「野ささげ」といいます。でも、大角豆を何故「ささげ」と読むのかは謎です。別名「狐大角豆(きつねささげ)」ともいいます。因みに「ささげ」とは、歌舞伎の衣装で禿(かむろ)等の袖口に垂れている五色の紐をいい、形がささげ豆に似ているからだそうです。(智泉荘周辺)









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