平成18年4月13日

UJI 花散歩 参百七拾

丹頂鶴が羽をひろげたような―タンチョウソウ

 タンチョウソウ(丹頂草)の別名はイワヤツデ(岩八手)といい、雪の下(ゆきのした)科です。学名は、 Aceriphyllum rossii (Aceriphyllum : アセリフィラム属 rossii : 採集家)「ロッス」さんの Aceriphyllum(アセリフィラム)は、ギリシャ語の「Acer(モミジ)+ phyllon(葉)」が語源です。葉の形がカエデに似るところからです。別名の岩八手は、大きな葉が八手に似ているために言われます。朝鮮半島から中国東北部の低山の渓谷に自生し、半日陰の岩壁や岩棚などに着生しています。早春から春にかけて白花の密集した花冠を持ち上げて咲きます。葉がさらに成長してくると本当に丹頂鶴が羽を広げたような姿になります。茶色味がかった葉は柔らかくて、山菜のように美味しそうにも見えます。蕾の間は赤がのっていますが、開花する頃には純白になります。(智泉荘周辺)

 

 









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