平成18年4月26日

UJI 花散歩 参百七拾壱

伊豆山神社の権現山に多い―イズセンリョウ

 和名のイズセンリョウ(伊豆千両:学名はMaesa japonica)は常緑の低木であり、関東以西の本州、四国、九州、南西諸島に分布し、東アジアの暖帯から亜熱帯に広く見られます。常緑樹林や落葉広葉樹林の谷筋などに生育し、やや水を必要とする。和名は正月の生け花材料として使われるセンリョウと似ており、「伊豆」の名は、伊豆山神社の権現山に多い(『本草図譜』)ことからつけられた。茎はやや細く、生長したものでは茎の上部は垂れ下がる。葉は互生し、細長くて長さ5-17cmで細長い。秋に葉腋に花序を出して小さなつぼみをつけるが、開花は翌年の4月から5月。花は乳白色で、長さ5mmほど。秋には果実が稔るが、センリョウのように赤くはならず、乳白色である。つぼみを付けてから果実が熟すまで、1年以上を要することになる。果実と花を同時に付けた個体を見ないので、果実を付けた個体は花を付けないのであろう、と言われている。ヤブコウジ科イズセンリョウ属。(智泉荘周辺)

 









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