平成18年9月18日

UJI 花散歩 参百八拾参

上品な華やかさ――ツルボ

 ツルボ(蔓穂)は、日当たりのよい道端や土手などに自生するユリ科の多年草です。学名は、Scilla scilloides でScilla は、ギリシャ語の「skyllo(有害)」が語源です。地下茎部分が有毒であることからです。秋の初めの頃、地下の鱗茎から突然花茎を伸ばし、淡紫色の星形六弁の小さな花を穂状に開きます。花穂の形が、公卿や大名などが参内または儀式に出る時に、従者にさしかけさせた長柄の傘に似ていることから、参内傘(さんだいがさ)の別名があります。一つ一つは小さく、多数の花が密に咲くため、上品な華やかさがあり、庭などに栽培されることもあります。 (智泉荘周辺)









©生長の家宇治別格本山