平成18年12月6日

UJI 花散歩 参百八拾五

冬に咲く、お茶の花

宇治は、言わずと知れたお茶どころです。
平等院の近くの、老舗のお茶屋さんが建ち並ぶ通りを歩くと、
なんともいえず香しいお茶の香りが、漂ってきます。

さて、そんな宇治にある、宇治別格本山。
本山内にも、ちゃんと茶畑があるのです。

本山内の茶畑は、ふたつ。
大きい茶畑と、小さい茶畑があります。
大茶畑の方は、幽斎殿の裏にある道を登っていった先の、
山の上に。
小茶畑の方は、智泉荘の庭のすぐ横にあります。

今日は、その小茶畑で、
コロンとした白い花を見つけました。

直径1.5cmほどの小さな花に、
顔をくっつけるようにして匂いを嗅ぐと、
上品な甘い香りがしました。

調べてみたところ、
お茶は、ツバキ科だそうです。
言われてみれば、硬くつやつやした緑の葉も、この花も、
たしかに、ツバキに似ています。

お茶の花の開花時期は、11月〜12月。
冬に花を咲かせ、次の年の5月に、
おいしい新茶を味わえるというわけです。

こんな歌も、みつけました。

茶の花に 人里ちかき 山路かな        芭蕉


お茶の花のつぼみ


智泉荘すぐ横の小茶畑
茶畑の間で元気に育つネギと鉢植え









©生長の家宇治別格本山