1229神の子の自覚でホルモン剤が不要になった!
 

礼状

  私は高校を卒業した後、トリマー(ペットの美容師)になりたいという夢を実現するため
専門学校に入学しました。
ちょうどその頃一人暮らしを始め、そこで犬も飼い始めて忙しくも充実した毎日を過ごしていました。

 私の身体に異変が出始めたのはそんな時でした。
周りの子達と同じようにトリマーの実習をしていると私だけ耐えられないほどの倦怠感を感じ、
その倦怠感は日が経つほど増していきました。

 症状は倦怠感だけでなく何もする気が起きないという無気力状態に陥ったり、
足がひどい時には倍に腫れあがるほどむくんだりといった症状でした。
次第に周りの子達とは同じ作業も出来辛くなり、トリマー実習どころではなくなってしまいました。

 そんな時、母に身体のだるさを訴え、病院に連れて行ってもらいました。
私は主に足のむくみがすごかったので、内科で相談し、先生に診てもらいましたが、
先生は「女性には足のむくみはよくある事」とおっしゃり漢方薬を処方されるだけでした。

 それからというもの、足のむくみは改善されず、次の病院に行くことになり、
そこでもやはりむくみは誰にでもあるものというような感じでした。

 しかし、先生が一応他も調べてみましょうということで、MRIを撮ることになり、
それが私の病気の原因を発見する機会となりました。

 MRIの脳下垂体の部分には何の原因で起きたか分らない出血による腺腫があり、
私の足のむくみなどの症状が起きていたのはそのためでした。
脳下垂体は様々なホルモンを分泌する大切な場所で、そこに腺腫があるために
分泌が充分に出来ていないと言われ、思いもよらない診断でした。

 病名は脳下垂体卒中。
「これから先、一生ホルモン剤の薬を飲まないといけない」と言われ、
「今の医学では治すことの出来ない特定疾患。難病指定」という宣告でした。

 そのような中、母に宇治の練成に参加しないかという話を持ちかけられ、
私も行きたいという思いがあったので参加することになりました。
実は私が小さい頃から何回か宇治には母と姉の三人で来ていて、
これが久しぶりの練成参加となりました。

 練成では毎朝早くに起床し、神想観をしたり、講師の方々の講話を聴いたりと、
毎日がとっても勉強になる日々でした。

 宇治に来た時から「実相しかない」「現象はない」という考えばかりなので、
私も知らず知らずの内にその考えが当たり前となり、病気はないんだという思いが
強く起こるようになりました。

 講話の合間では、お菓子とお茶が用意されていて、皆さんで話しながらお茶をしていると、
そこに長田講師がいらっしゃり、私の病気の話を聴いてもらう機会ができました。

 長田講師に難病指定にされていること。脳下垂体の腺腫によりホルモンが出なくて、
一生ホルモン剤を飲まなくてはいけないことなどを全て話しました。
すると長田講師は 「ホルモンが出ないなら、自分で出せばいいじゃないですか」
と軽い口調でおっしゃられて、私は思いもよらないお言葉に思わず拍子抜けしてしまいました。

 そのお言葉を聴いた瞬間 
「何を私はこんなにも恐怖していたのだろう。そうだ、現象はないんだ。
神の子である私には実相しかないんだぁ」
という考えが頭をめぐり、
意識の中に入っていくようでした。


 「ホルモンが出ないから薬を飲まなくてはいけない」 と私は知らぬ間に決めつけ、
現象を認め、病を治すどころか、掴んでしまっていたということに気付かされました。

 練成が終わり家に帰ると、それからというもの私は病気の事を意識することが
自然となくなっていき、いつの間にか毎日欠かさず飲んでいた薬を、
気が付けば飲まなくなっていました。

 私は心のどこかで医者に言われていたこともあり、「毎日絶対に飲まないといけない」
と自分で決めつけていたのだと実感しました。
意識して飲むのをやめた訳ではないのですが、長田講師のあの一言が
私の神の子の無限の力を発揮させたのかなと思います。神の子実相円満完全!!



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