1544不仲だった両親からの独立と親孝行

平成29年1月無限力開発練成会体験感想文

 この度、会社のご好意により研修へ参加させて頂くにあたり、
幼少期より心の深い部分で抱えていた両親との不調和を取り払い、
本当の感謝の気持ちを感じたいと思って参りました。

 昔から夫婦不仲で、父がお酒を飲んでは気性が荒くなり、
家の中は凍りつく、子供達三人は怯えるという環境の中、私は高校生まで育ちました。

 普段はとても真面目で優しい性格の父ですが、厳格で不器用な接し方しか出来ず、
私達の意見や考えを尊重する事はありませんでした。

 そんな父に反抗などすれば絶対怒られると思い込み、反発感情だけが大きくなり、
家ではそんな父とは全く話をしない状態でした。

 父からの深い愛情は痛いほど感じていましたが、箱入り娘で終わりたくないと思い、
このままでは自分の人生を後悔しそうだったので、父母の教育を真向から否定し、
自分一人で立派になってみせ、そして親に分ってもらい、親孝行しようと考えました。
そしてその事が社会人になって仕事をする中での目標のようなものになっていたと思います。

 なんとなく親に感謝はしているが、心の底からではありませんでした。
「この問題を解決しないことには上手くいかない」 と感じながらも、
どうすれば心から感謝出来るのか分らず、とりあえずは親の誕生日や
母の日にプレゼントを贈る。 また、「親に感謝だ」と思うことで精一杯でした。

 仕事で自分の中で人に対する悩みや問題を多く抱えるようになり、
徐々に父母へも素直に接することが出来るようになった時期の今回の参加では、
講師の方々の体験談や私が神の子であること、コトバが現実になることを教えて頂き、
全講話が不思議なほど身体に染み渡り、感銘を受けました。

 実体験を元に愛ある講話が心に伝わってきたからだと、感謝と温かい気持ちで
素直に参加させて頂けて良かったと思います。

 生きる意味や自分の使命、人のために何か与えたいこと、自分が幸せになりたいことを
考え続けていましたが、まずは毎朝早く起床し、父母に感謝のことばと、お店のスタッフに
感謝のことば、その時に感じる祈りを習慣にし、自分の心が乱れないよう、自分も周りの人も
神の子であり、愛を与えることを繰り返し、心に刻みます。
また、これまで素直になれなかった両親へ素直な心と感謝の思いで恩返し致します。

今回このような有難い研修に連れて来て下さった会社の繁栄のため精進していきます。


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