1657浄心行で父母に感謝し、母親と和解できた

11月一般練成会感想文

 昨年末に会社を辞めてしばらくぶらぶらしていましたが、そろそろ就活をしようと思い、
先月19日の末一稲荷神社月次祭に合わせて二日間練成会に参加した際、
長田講師から十日間の受講を勧めて頂き、この度の一般練成会に参加することにしました。

 以前から母とは何かしらしっくりとせず、話をしているとネガティブな事を言われ、
その後は母と会うのが辛いと思っていました。

 十月の個人指導では仕事の事の他に母との関係を相談させて頂いた時に、
「否定的な言葉の奥にお母さんの愛があるのだ」と云われ、また、
「お母さんの気持ちで浄心行をすると良い」と教えて頂きました。

 奇しくもQ&Aでお隣に座った方が娘さんとの関係で悩んでおられ、
涙を流して私が間違っていたのではないかと自分を責めておられました。

 その時私は、「自分の母も同じように子育てで悩み、泣くほど自分を責めていて
苦しいのではないだろうか」と思いあたり、母の気持ちが少し解ったような気がしました。

 そして、浄心行では母の心の叫びを書かせて頂こうと思い、
いざ用紙に記入し始めると出るわ出るわ、これでもかという具合に
娘(私)との事、夫(父)とのこと、両親(祖父母)のこと、
完璧に子供三人を育て上げた姉(伯母)に対するコンプレックスなどが
どんどん文字となって溢れてきました。

 結局用紙のほとんどを母に使いましたので、自分の分は四行ほどになってしまいました。
その紙が火に消え、両親に対する感謝誦行を大声で行なっていくうちに心が洗われるような
スッキリした気持ちとなりました。

 その晩はいつも夜中一時二時まで不安な事などを思い出して寝付けない私が、
消灯後、あっという間に安らかな気持ちで眠りにつくことが出来ました。
その日以来とても寝つきの良い人間に変わり、体調もすこぶる良いです。

 十日間の練成会では、「私は神の子」の真理を徹底して教えて頂きます。
大切なのは父母への感謝であり、全ての問題の原因は父母へ感謝が
出来ていないことだという事も繰り返し学ばせて頂きました。

 母の気持ちが解った事で、大安心で眠れるようになり、両親に愛されていたことを嬉しく感じ、
他の人の愛も素直に受けられるようになりました。
この事で心が本当の意味で光明化したのだと解り、もう将来の取り越し苦労は必要ないという
気持ちになりました。

 本当は「就職でも祈ってもらおう」くらいの気持ちで練成に参加しましたが、
もっともっと大切な人生の根源ともいうべき問題が解決したことが本当に嬉しいです。

 帰ったら父と母に電話をして、ありがとうと感謝を伝えます。
引き続き喜んで仏前にて聖経読誦を行い、ご先祖様に感謝の念を伝えます。



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