1667脳性麻痺の障害を通し患者さんの気持ちに寄り添いたい

10月自然に学ぶ練成会感想文

 僕は研修生を今現在させて頂いており、参加動機としては、
研修行事の一環と言ってしまえば片付いてしまうのですが、
個人的な事としては、現象面の自分自身を咎(とが)める心や
自分の将来への不安が芽生えてきたので、それも参加する
動機になりました。

 この度の練成会では、阿部講師の講話でおっしゃっていた
「既に与えられている神の恵みを認め、感謝する」ということが
特に印象的でした。

 何故かと言うと僕には生まれつき右半身に軽い脳性麻痺があり、
スポーツをしていても他の健常な人みたいに身体を酷使出来ない。

 部活でキャプテンをしていたので、その分メンバーに責められる。
また、足音も自分の耳で聞いている限り他の人と全然違う。

 「なんでこんな身体に生まれたんだろう。
なんで神様は僕をこんな身体にしたんだろう」と全く自分の身体に対して
神様に感謝したことはなかったからです。

 しかし、講話で 「神様がその人を地上に生み出したのは
その人じゃなければならない使命があるから生み出した」と聞いて、

 今までは感謝出来なかったけど、これから先、理学療法士になっていくにあたって、
この身体に生まれた僕でないと患者さんの辛さや、リハビリをして、
動作能力が改善していく嬉しさに気付くことが出来ないと思いました。

 なので、今ではこの身体に生まれて来て感謝できます。
産んでくれたお母さんに心からありがとうと伝えたいです。

 決意としましては、今必要だから与えられている環境に喜びをもって取り組み、
二ヶ月後下山する時、笑顔で卒業し、与えられてきた愛を返していけるよう、
残り二ヶ月間頑張っていこうと思います。


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