|   私は1月15日より会社を二ヶ月休職しています。二月の一般練成会に参加しましたが、あまり変化がなく、職場復帰できなかった為、
 三月も休職していました。
 
 休職中、家に居ても、ただソファに座ってボーっとしているだけなので、
 妻から宇治の練成会へ行ったらと勧められました。
 
 正直言って、二月の時とは心境が異なり、練成会に参加する気持ちはありませんでしたが、
 妻に背中を押され、父に連れて頂き、三月の練成会に参加しました。宇治に到着し、
 参加受付を済ませ、夕食を食べている時も気分は落ち込んだまま、父以外誰とも会話する訳もなく、
 練成会が始まりました。
 
 本来の自分は人懐っこい性格で、おしゃべりが好きなのですが、二日目の自己紹介でも
 簡単に済ませてしまい、行事中の講話の内容も知っている事ばかりだったので、特にストンと
 入ってくる内容はありませんでした。
 
 転機が訪れたのは、13日、練成四日目の班別Q&Aでした。
 班別の担当は長田講師でした。
 「私は二ヶ月も休職している為、いざ職場復帰するとなると、
 会社での周りの眼が気になる。不安である」と相談しました。
 
 長田講師は 「会社の人に感謝したら良いですよ」 と云われました。
 
 私が休職している間、私の分まで仕事をしてくれる職場の上司、
 先輩に素直に感謝すれば良いとのことで、少しずつ気が楽になりました。
 
 また、14日、練成五日目の班別Q&Aは、岡田浩二講師が担当で、
 私は三年ほど前から繰り返している「双極性障害(躁うつ病)」について相談し、
 過去の宇治練成会で受けた個人指導の内容(先祖供養や流産児供養)に関して、
 気になっていた事を岡田講師に聞きました。
 すると岡田講師は、「供養することが効果を得るという、つまりお蔭信仰ではダメだ」と云われました。
 
 先祖供養や流産児供養をする事自体は間違っていないのだが、
 手段になってはダメだと説明され、私自身納得できました。
 
 参加した当初、今回の練成会では個人指導を受けるつもりはありませんでしたが、
 班別Q&Aで納得出来たこともあり、個人指導を受けることにしました。
 
 15日、練成会六日目の朝、阿部講師に個人指導を受けました。
 相談内容は経緯から詳細に書き、阿部講師には前日の講話の前に手渡ししました。
 阿部講師の講話にもあった
 「お蔭信仰ではダメな事、神の子として父親や母親、妻や子供を見て、感謝することが大切である」
 とご指導頂きました。
 
 また、双極性障害のように、気持ちの好調不調に対しては
 「三正行、特に神想観や先祖供養、流産児供養をする事が大切である」
 「行ずることで好不調の波が小さくなる」 と指導されました。
 
 「感謝はすべてを癒す」 とは正にこの事だと身を持って実感しました。
 班別Q&Aや個人指導のお蔭で、自分自身少しずつ元気になり、
 職場復帰に向けても不安はなくなりました。
 
 また、気持ちが明るくなると、練成に参加している方達とも仲良くなり、
 本来の姿であるおしゃべり好きな自分になれました。
 
 今後の決意としては、家に帰ってからも一般練成会と同様、三正行、先祖供養、流産児供養
 を毎日実修して、明るく前向きに楽しく毎日を生きたいと思います。
 
 
 
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