1840 両親に感謝出来、使命を迷わず生きることを決意

11月一般練成会体験

 今回の練成会へは、会社の研修の一環で参加させて頂きました。
元々、入社当初から宇治の練成の話を聞いて、行ってみたいとは思いつつも
都合が合わず機会を逃していたところ、ようやく今回参加することが出来ました。
ちょうど練成に参加させて頂く少し前から、仕事の中で壁にぶつかり、
なかなかその壁を越えられずにいる内に、段々と入社動機だったはずの
「多くの人に良い影響を与えられる存在になりたい」という自分の想いからどんどん逸れていってしまい、
焦って結果ばかりを追ってしまう自分への自己嫌悪もあり、転職を考えていた時に練成会のお話を頂き、
一も二もなく参加を決意しました。
どうしても日々の生活の中では、仕事の事が頭から離れず自分を見つめ直す余裕も無かったので、
途中参加ではありましたが、10日間という長い期間を使ってじっくり自分と向き合うことの出来た
今回の練成会は、私にとってとても貴重な期間でした。
それまで何となく頭で理解しているつもりだった真理のお話が、理論だけではなく、
すとんと自分の腑に落ちる感じがあり、
心の底から 「あぁ、本当にその通りだな」と思わせて頂くことが出来、
改めて“与えることの大切さ、喜び”を思い出すことが出来ました。
その中でも、特に「両親への感謝」という部分について自分の心境を大きく変化させることが出来たことを本当に嬉しく思います。
生まれた時から母子家庭で育った私にとって、両親はイコール“母親”のことでした。
それが私にとっては当たり前だったので、何の違和感も抱いていなかったのですが、
練成会に参加させて頂いた最初の頃、個人面談をして下さった長田講師から
「お父さんに感謝しないといけないね」という言葉を頂いた時に、
不思議とすんなり「私に足りなかったのはそこだったのか」と感じさせて頂きました。
そこから、初めて父のことを考えさせて頂き、
私の幼い頃に“母の友人”として数回会っただけの父の想いや、
その当時の気持ちを考える中で、今まで無くて当たり前の存在だと思ってしまっていた父に対し、
本当に何て申し訳ないことをしていたのかと後悔と反省の気持ちでいっぱいになりました。
色んな講師の方々のお話を聞かせて頂いたり、神想観を初めとした三正行をさせて頂く内に、
自分は両親に愛されていて、
本当に恵まれた人生を送らせてもらっているんだと心から感じることが出来るようになりました。
また、父への感謝をすることでより一層、母への感謝の気持ちも深まったように感じます。
両親やご先祖様など、自分の生命の源に深く感謝すること、そしてそれを行動に移すことを、
この練成会で気付かせて頂くことが出来たおかげで、自分の心がとても軽くなり、
満たされるとはこういうことを言うのかな、と嬉しい気持ちでいっぱいです。
思えば練成に参加させて頂いた時から、仕事のことなど全く考えていなかったのですが、
宇治に来る前にあれだけ悩んでいたのが嘘のように、
今は「何があっても私の使命・役割はこの仕事にしかないから、
迷わずにこの道を進んでいこう」と思っています。
本当に沢山の人に支えられて今の私があるということ、
自分の心次第で全てのものの観方や感じ方が変わることを
今回の練成会を通して実感させて頂くことが出来ました。


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