今回、参加させて頂いた理由は、今年大学を中退し、
専門学校に入学したものの、 １ヶ月で行けなくなり、夜に短時間のバイトをし、
それ以外はほぼ家で寝ているという昼夜逆転生活を送っていました。
飲む薬も増えていき、自傷行為もやり始め、こんな自分が惨めで憎くて仕方がなかったので、
どうにかしたいと思ったからです。

　練成に来たのはいいのですが、ほとんど部屋で寝ているか、
ぼんやりしているかで、講話も行事も参加していませんでした。
行こうという気も起こらず、こんな自分が嫌で一人で泣いていました。
しかし、清水講師が「寝ているだけでもいい」ということを言って下さり気が楽になりました。
そして、「自分は素晴らしい」と褒めてあげることの大切さを知りました。
　今まで良い人を演じていて、期待に応えられないと自分を肉体的にも
精神的にも責めまくっていましたので、少しずつでも褒めていこうと思えました。
浄心行では家族や知人に対する文句を書いていたのに、
最終的には自分に対しての暴言等を書き殴っていて、気付けば三枚になっていました。

　書き終わったと同時に「これで燃やせば今までの悲しみ、苦しみ等は全て消える」と確信していました。
燃やした後、両親に「ありがとうございます」と唱えていた時に二人の笑顔が思い浮かんだと思ったら
段々と涙が溢れてきて、私の中の罪は全て消えたんだと思うと嬉しかったです。

　その晩に父から突然連絡が来たので父と母に「いつもありがとう、
お父さんとお母さんの子に生まれて良かった」と伝えることが出来ました。
次の日には妹が英検に合格したという連絡が入り凄く嬉しかったです。
個人指導では榎本講師が「あなたは目標のハードルが高すぎる、
これからもその状態で頑張ろうと意気込んでいてもあなたは何も変われない」 と相談内容とは全く違う、
しかし私が本当に悩んでいたことを指摘して下さって良い意味で衝撃を受けました。
そして「研修生になりなさい」と言って下さいました。

　私は練成中に年の近い研修生の女の子ととても仲良くなり、
研修生活のことを楽しそうに話してくれて、「自分も研修生になりたい」と思えるようになり、
今回の指導で決心がつきました。
友達も沢山できて、私のことを本当の娘のように可愛がって下さったり、
研修生の女の子と早朝行事の前に待ち合わせて一緒に行ったり、
本当に笑いが溢れる楽しい練成会でした。

　今後は早起きを心がけ、せめて『甘露の法雨』は毎日誦げたいと思います。
そして薬に頼るのは止めて、常に明るく楽しく周りの全てに感謝しながら過ごしていきます。