1944全ての幸福の原点は、感謝の念である

幸福な結婚練成会感想

  参加動機は本山の方に京都第一教区の講習会受講券を頂いたので、宇治へ行くなら一緒に練成会も受けようと思い参加しました。

私事ではありますが、昨年夫婦不調和で別居と同時に調停となり、結果的に離婚することになりました。
辛く苦しい体験でしたが、宇治別格本山で研修生として生活する中で、掴んでいた憎しみや恨みを手放して、愛を与えることが出来るようになりました。
今年1月に研修生活を終え、下山してからも毎日別れた妻と子供の幸せを祈り続け、愛を与えて日々を過ごしていました。

その思いが通じたのか、5月5日のこどもの日に、別居以来ずっと望み続けていた、子供と東京で会うことが実現しました。
その日は、別れた妻と子供と3人で遊園地へ行き、会えなかった1年半の思いを全身で伝えるべく、思い切り子供を抱きしめることができました。
子供は両親と一緒に過ごせる時間が嬉しかったようで、長時間遊んだのにも関わらず、一言も「疲れた」とは言いませんでした。
別れた妻も、別居する前に見せた表情とは全く違い、終始私に優しく接してくれ、私が戸惑う程でした。
これもずっと2人の幸せを祈り、愛を与え続けることで自分が変わったからなのかな、と思えました。

この日以来、自分の中でも大きな心境の変化があり、前に向かって進もうと思う気持ちと同時に、過去の結婚生活を振り返る余裕ができました。
今回の練成会は、そのような心境で受講することができたので、とてもタイミングが良かったです。
浄心行では、別れた妻への感謝の気持と、未来へ向けた決意を書きました。
全ての幸福の原点は、感謝の念であることを心に深く刻むことができました。

これからも別れた妻と子供に愛を与え続けて、日々幸せを祈っていこうと思います。
そして「愛する者は愛される」という法則を信じて、新しい令和の時代を生きていこうと思います。


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