1961三代にわたる親子の奇跡 もう親の愛を疑わなくていい

一般練成会感想

 長男の病気、急性白血病の件で宇治の練成会に
参加させて頂いてから早くも1年6ヶ月が経ちました。
お陰様で本年2月に無事退院となり、現在は元気に小学校生活を送っております。

今回の練成でも本当に多くの気付きを得ることが出来ました。
実は私は、自身の両親と数年間、音信不通となっていました。
長男も無事に退院したこともあり、先月、数年振りに長男を連れ、実家に帰りました。

母はアルツハイマーの症状が進み、私や長男のことは理解出来ませんでした。
父も突然の私の訪問に戸惑っており、会話も殆ど出来ませんでした。

わずか2時間程の滞在でしたが、
父が長男と嬉しそうに話をしている姿を見ることが出来たことが、
少しではありますが私にとって救いになりました。

これまでの練成で、私は浄心行が苦痛でした。
別に両親に対して不満もなく、かと言って心の底から感謝出来ているとも思えず、
愛されていたのか、父母を愛していたのか、この歳になっても判らないままでした。

しかし今回の講話の中で現象は無い、ニセモノだ!
ということがスーッと胸にしみ込んできて、同時に
「私はこのままで、昔から今まで父母に愛されていたんだ」
という思いを持つことが出来ました。

浄心行では先月の実家に訪問した際の、
父と私と長男とが楽しそうに会話している姿が浮かんできました。
同時に父は今までどう思っていたんだろう…
と父の気持ちを考えることが出来ました。

もう現象は気にしません。仲の良いのが当たり前の親子です。
私が息子を愛しているように、父母も私を愛してくれているのです。
この事が分かった今から、心を変えて父母に接していきたいと思いました。

練成に参加する前の自分を振り返ると、
本当に立っているステージが違う、次元が違うなぁ、と感じています。

私はこれからも練成で学んだ事を一歩ずつ、確実に実践していくつもりです。
先ずは笑って生活していきます。
色々な事があると思いますが、妻と息子と家族3人で、笑顔の生活をしていきます。
また1年経った時、さらに自分のステージが上がっているのが楽しみです。

余談になりますが、大祭の奉仕員として長男が参加します。
去年の今頃は入院中でしたので、それを思うと本当に夢のようです。

明日からの大祭、息子と二人、力一杯取り組んでいきます。

 



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