2005生まれ変わらせて頂いたのは、神様、ご先祖様のご愛念があったればこそ 心から感謝

礼状

この度は、宇治の練成会を喜びを持って受けさせていただき、
とても嬉しく感謝でいっぱいの10日間を過ごさせていただきました。
本当にありがとうございます。

長田講師始め諸講師の方々の「救わずにおくものか」という愛に溢れた熱いご講話に、
只々魂が震え、熱いものが込み上げて来るのを抑えることが出来ませんでした。

 生長の家に触れて50年、こんなにも長い時間をかけて、
やっと教えが私の魂の中にストーンと落ち込んできました。
上手く表現出来ませんが、魂が喜んでいる、と言いましょうか、
嬉しくて嬉しくてこの喜びを言葉で言い表すことが出来ません。 

 この練成会に参加したのは、詳しい事は紙面上省きますが、
まさしく霊界からのお導きがあってのことと感ぜずにはいられない事が次々とありました。
その極みが、練成に参加する1ヶ月前、夫のDVが1年振りに炸裂した時のことです。
私の頭に落ちた激しい怒りのゲンコツ。
「もう沢山だー!」と悲しくもあり、憎くもあり、悶々としておりました。

3、4日経ってふと頭をよぎるものがありました。「まだ、解からんのか!」という声なき声。
これは夫の思いのゲンコツではなく、大いなる何か、
上の方からの声だとふっと思いました。
「逃げていてはだめだ、今解からないと又来世まで持ち越してしまう。
そうだ、宇治の練成に行こう」と決めました。

 1日遅れで夕方宇治にやってきたその夜、
家族に無事着いたことを電話で伝え、ソファに座って一息ついた時、
この鳩尾の辺りから何の意味か分からない喜びのようなものが
ゆっくりと迫り上がってきたのを不思議な感じで覚えています。

 浄心行では、有難い体験をさせていただきました。堅信歌を歌っている最中でした。
私の肉体から離れてもう一つの体が3分の2程はみ出しているのです。
その体を大いなる何ものかが温かい手でしっかりと抱きしめているのです。
涙が溢れて止まらず、最後まで歌が歌えませんでした。

そして又、聖経読誦「神」の項の時、実の父と実の母がニッコリと笑顔で
私を見ていてくださるお顔をしばらくの間はっきりと見せてくださいました。

 練成期間中すべてが感動でした。でも本当に気付いた事は、
今まで自分はなんという傲慢な驕り高ぶった人間だったのだろう、
どれだけ人に嫌な思いをさせてきたのだろう。
「すまないすまない」というお詫びの心になっていることです。
そして今までしっかり掴んで反芻していた自分が生きてきた過去全てが、
遠く、薄く、影のように感じられ、思い出そうという努力さえ、
バカらしいと思うようになった事です。

 今、こうして生まれ変わらせていただきましたのは、
神様、ご先祖様、宇治別格本山の講師の方々、
本山員の皆様のご愛念があったればこそと、
心から感謝、お礼を申し上げます。ありがとうございました。

 これからは、夫、家族を始め、お一人お一人に愛念を持って接してまいります。
そして喜び、喜んで生活をしてまいります。
帰宅いたしましてから、神想観、聖経読誦を実修させていただいています。


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