2022 幼い息子を連れて不安の参加が皆に親切にしていただき一生忘れることのない練成会に

一般練成会感想

 今回は、数年前の産後うつと、夫婦・両親との不調和問題が
前回の練成会参加で良好に向かってきた事と、
従来より患っていた脊髄側弯症(麻痺)に悩ませられることもなく、
不自由なく日常生活を送れていることの感謝を伝えたかったので参加しました。

また、来年の4月に幼稚園年中になる息子の幼稚園の転園を考えており、
果たしてその転園が善なのか、
それとも転園は息子にとって悪なのかをご助言いただきたく参りました。

 また、宇治練成会を受ける前にいつも励ましてくれて的確なアドバイスをしてくれ、
私のダメな部分もはっきり言って叱ってくれる友人に相談させていただいており、
大部分の答えをもらっていました。
その友人が今回の問題が更に私を高みへと上げてくれる良いチャンスだと思うから、
ぜひ息子と一緒に宇治練成を受けて来たら良いよ、と勧めてくれたことからでした。

 息子は、私の気持ちが伝染しており、
「幼稚園行きたくない」と申しており、11月上旬までは休まず何とか通っておりましたが、
とうとう11月中旬頃になると休みがちになりました。
私は息子も行きたがらないし、“これ幸い”と有難く、
宇治に行こうと思ったものの、背骨の手術の関係で柔軟には動けないし、
子供の世話が充分出来ないので私の母に預けたら、息子も喜ぶし
、私の母も喜ぶだろうと勝手に思い込み、早速宇治行きの事、
参加費の事を主人に相談しました。
主人は私の母の了解が得られたら良いのでは、と言いましたので、母に連絡しました。

長年の夫婦不調和、おまけに祖母と父との不調和で、
また母は祖母の介護を自宅でしていて、それはそれは忙しい母です。
最近は畑仕事により背中が丸まって実年齢より老いて見えます。
数年前は私とも不調和で、激しいバトルをしていましたが、それはなくなりました。
初めは子供を10日間預けることを承諾してくれたのですが、
「ばぁちゃんを預けられないから、どうしても行かんとイカンの?」と渋ってきました。

宇治練成会を勧めてくれた友人に「行けなくなった」と報告したら、
ガツンと叱られ目が覚めました。
「なぜ一人の親になってるのに、事ある毎に子供を預けて自分だけ行くの。
お母さんのことをグチグチ文句言ってるけど自分の都合の良い事だけお母さんに頼って。
本当に求めているなら、子供は自分が責任持って連れて行くべき!」と言ってくれたお陰で、
子供を連れて、私は今、こうして練成会10日目を迎えて体験発表させていただいています。

今回講話の内容を息子の相手が精一杯で、
一字たりともノートに書けなかったのですが、
私にとってはノートに書き留めて帰るよりも、身体で、
魂で学ぶことが出来た一生忘れることのない、
“喜びと愛と嬉しさと生命の繋がり”を感じたという尊い時間でした。

息子と初日から10日間練成を受けさせていただく中で、
皆様に「お子さん連れて良く来たねー」と声をかけていただいた事から始まり、
息子を部屋に残して早朝行事参加したら、
お叱り受けるどころか心意気を称賛してくださいました。

息子が途中で起きてしまい泣いていると、
これも不思議な事に3歳の息子が灯かりの点いている部屋まで行き、
「ママがいない」と来たのよ、と練成員さんに大拝殿までつれてきていただきました。

その次の日は、やはり起きて泣いているところを講師が抱っこしてあやしてくださったと聞いて、
大変恐縮しました。さすがに連日ご迷惑かけ過ぎているので、
「自分の部屋で早朝行事する方が良いですよね」と何人かの方に相談させていただいたら、
同じ練成員のSさんが「私で良ければ抱っこして連れて行きますよ」と、
言ってくださり、何と息子は大拝殿で聖経を聴かせていただく事ができました。

そしてとうとう、最初1日目、2日目、パパに会いたいと泣いていた息子が、
19日、積徳の献労の時間に清水講師の招神歌の「いきーとーしー」
と合わせて言った事には驚きました。

それなりに悩みはあったけれど息子と一緒に来れたからこその学びや生長が得られ、
途中からは悩みはどうでも良くなってきて、周りの一切の人に、物に、
事に感謝する事が出来たように思っています。

長年の課題であった両家両親への感謝ですが、
浄心行や各講師の御講話や沢山の方からの祝福讃嘆をいただいたり、
皆々様に親切丁寧にしていただきましたお陰で、
「あー私は神の子だったんだー、尊い命だったんだー、命は皆つながってるわー」
と身体で観じさせていただいたことにより、“生命の両親達”に感謝出来ました。

生長の家の御教えで救われた尊い私は、
私に出会ってくださった方々や世界の方々を祈り、
愛を惜しみなく出せる人になりたいと思いました。
まずは青年会でお役にたてるようになりたいと思います。


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