946,入社式でとんでもないブラック企業にビックリ!

4月一般練成会 発表日:H26.4.20

○入社したが、ブラック企業で辞めて練成に参加し、父母に感謝できた。 

 4月、これから社会人生活が始まるぞと、緊張と不安を抱えながら入社式に向かいました。
横浜の高級ホテルで行われるということで、とてもウキウキしていました。

 ですが、その会社はなんとなくブラック企業でした。
初っ端から契約違反がありました。

 入社式が終わり、懇親会が始まった途端、社員が暴れ始めました。
社長までもが顔を真っ赤にして走り回り、物を投げ合ったりしていました。
女性の社員はマイクを投げたり、ステージにお酒をこぼしたりして、
ホテルの従業員を困らせていました。

 同期の女の子達も社長に媚を売るようにお酒をつぎに行ったりしていました。
私はもう我慢出来なくなり、こんな人達と仕事したくない、
私はこういう人達の仲間入りをしたくないと思い、
黙って帰ってしまいました。
そして、次の日に入社辞退の電話をして、すんなり辞めることが出来ました。

それから冷静に考えてみて、何故この会社に入社してしまったのかという答えは直ぐに出てきました。

私はお金に執着していました。仕事を選ぶ時、まず見るのがお給料の欄でした。
後は高級ホテルにこだわったり、エステという華やかな仕事で、見た目ばかりで決めていました。
このようなことがあって私はちょうど宇治の10日間練成に参加してみたらと
母から教えてもらったので意思はそんなに強くはなかったですが、京都に行きたいなぁと思い、
参加を決意しました。

 今考えてみれば、これも神様のお導きだったんだと思います。
私は練成がそこまで好きではなく、困った時にしか参加していなかったので、
身近にはあったものの、信仰とはかけ離れた生活をしていました。
ですが、今回の練成は本当に楽しくてこれまで分らなかったことがどんどん分って、
心の底から喜びを感じました。

 3日くらい経つと私が本当に知りたかったことが分りました。
私は入社式、そしてその前も善悪をきっちり分け、人を裁いていることが分りました。
「人間は皆神の子」ということをすっかり忘れていました。
一番大切な両親に感謝することも忘れていました。 

 旅行に行きたいからお金貸して、これが欲しいからお金貸してと、次々にお金を借りて、
自分が満足いかないと〝うちは貧乏だからこうなんだ!″と怒鳴っていました。

 今回浄心行をしたり、父母を大切にすることで幸せになるということを身をもって感じました。
この10日間、神の子の自覚が一層深まり、「これからどんなことも出来る」と自信をもって言えます。
僅かの期間で利己主義から、世のため人のためという本来の神の子の目的に
再び戻ってくることが出来ました。


 楠本先生に伝道練成会を受けたほうがいいよと勧められ、
神様に導かれるまま参加を決意しました。

 前の私だったら10日間でも辛いのに、この変化には驚きました。
お父さんとお母さんも〝楠本先生がおっしゃってくれたんだね″と参加をとても喜んでくれました。

 伝道で人のために何か出来ると思うととても楽しみです。
自宅に帰ったら先ず両親にありがとうと伝えます。
そして生長の家の真理を深めて毎朝神想観をして、信仰とともに生活をしていきます。
世のため人のためという目的も出来たので小さなことから愛行もしていきます。

 まだ4月は始まったばかり、希望と、そして神様と私は一体なんだ、
必ず自分にふさわしい世のためになれる仕事を与えて下さると確信しています。

 生長の家は本当に本当に素晴らしいです。
親身になって個人相談をして下さった楠本先生、
楽しく面白く感動溢れるご講話をして下さった先生方、
毎日おいしいご飯を作って下さった食堂の方々、
10日間笑い合い、一緒に真理を学び悩みを包み隠さず話し、
それでいて明るくいる参加者の方々にはとても勇気を頂きました。

今回参加できたことを本当に嬉しく思います。
大切な思い出になりました。ありがとうございます。


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